読書漂流

面白かった本、役に立った本の読書記録・紹介です。

「大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか」佐々木閑 NHK出版新書 2019

大乗仏教について講師と青年の対話形式で解説した書。

釈迦の教えを元にした初期仏教と、大乗仏教とでは、その教えの内容にだいぶ相違がある。なぜ自己救済を目的とする釈迦の教えは、衆生救済を目的とする大乗仏教に変わっていったのか。その歴史的な変遷について学ぶことができる。

また、般若経法華経浄土教華厳経密教禅宗など、大乗仏教の代表的な経典や宗派の教えの内容が、わかりやすく書かれている。

この本に続けて『ゆかいな仏教』 (橋爪大三郎大澤真幸 サンガ新書 2013)を読めば、仏教についてさらに理解を深めることができるのではないかと思う。