読書漂流

面白かった本、役に立った本の読書記録・紹介です。

「自分を知るための哲学入門」竹田青嗣 ちくま学芸文庫 1993

 哲学とは何か。自分と世界との関係性はどのようなものか。世の中の仕組みを説明してくれる考え方が存在するのか。このような疑問を抱いていた時期(20歳頃)に読んだ本である。

 第Ⅰ部では、著者自身がどのように哲学の世界にアプローチしていったのか。そして、その過程で出会ったフッサール現象学が、自分の生にとってどのような意味を持ち、何を教えたのかについて述べられている。

 第Ⅱ部では、代表的な哲学者の考え方が紹介されている。

 ・初期ギリシャ哲学者、デモクリトスソクラテスプラトンアリストテレス

 ・デカルトスピノザ、カント、ヘーゲル

 ・フッサールキルケゴールニーチェハイデガー

 ・フーコードゥルーズなどの現代思想

 哲学の世界というものを平易な言葉でわかりやすく紹介してくれている本である。

哲学に興味があるが、難しそうで、どこから入っていいのかわからない、といった人にお勧めしたい。